
映画『汝、星のごとく』を観て、原作や続編『星を編む』、ほかの凪良ゆう作品も読みたくなった人は多いはずです。「どの順番で読めばいい?」「映画と本はどちらが先?」という疑問に、出版順の一覧と、読む順番の目安で答えます。物語の結末には触れていません。
動画: YouTube「東宝MOVIEチャンネル」公式チャンネル
結論: 『汝、星のごとく』→『星を編む』の順で
『星を編む』は『汝、星のごとく』の続編にあたります。本編の結末を前提にした内容なので、必ず『汝、星のごとく』を先に読んでください。
読む順番の目安
1. 『汝、星のごとく』(2022年) → 2. 『星を編む』(2023年)
『星を編む』は、北原先生の過去、編集者たちの物語、本編のその後を描く3編を収めた一冊です
映画が先? 本が先?
どちらから入っても楽しめます。目安はこうです。
- 映画を先に観る … 物語の全体像をつかんでから、原作で心の内側を読む流れです。原作は暁海と櫂の視点が交互に入れ替わる構成なので、映画で見た場面が、二人にどう違って見えていたかを読めます
- 本を先に読む … 言葉の力と、登場人物の心情をじっくり味わいたい人向けです。そのあと映画で、風景や俳優の表情を楽しめます
映画を観る前に予習は不要ですが、映画のあとに原作を読むと、物語が二度おいしくなる作品です。
凪良ゆうの作品を出版順に
主な長編・連作を、刊行年の順に並べます(年は各作品の初刊行)。
- 2017年 『神さまのビオトープ』 … 連作短編。幽霊の夫と暮らす女性の物語
- 2019年 『流浪の月』 … 2020年本屋大賞。2022年に映画化
- 2019年 『わたしの美しい庭』 … 縁切り神社のあるマンションの物語
- 2020年 『滅びの前のシャングリラ』 … 小惑星の衝突まで1か月。2021年本屋大賞ノミネート
- 2022年 『汝、星のごとく』 … 2023年本屋大賞。映画は2026年10月公開
- 2023年 『星を編む』 … 『汝、星のごとく』の続編
- 2026年 『多類婚姻譚』 … 結婚をテーマにした連作短編。第175回直木賞候補
『汝、星のごとく』と『星を編む』のほかは、基本的に独立した物語です。どれから読んでも大丈夫です。
本編と続編を手に取る
瀬戸内の島で出会った高校生の暁海と櫂。親に振り回されて育った二人が惹かれ合い、すれ違い、それぞれの人生を選び直していく15年の物語です。2026年10月に映画が公開されました(リンク先は講談社文庫版)。
『汝、星のごとく』で語られなかった物語を収めた続編。北原先生の過去を描く「春に翔ぶ」、編集者たちの「星を編む」、本編のその後の「波を渡る」の3編です。本編の結末を前提にしているので、必ず本編のあとに(リンク先は講談社文庫版)。
映画をきっかけに、次の1冊を選ぶなら
- 同じ「世間の目と当事者の真実」を別の形で → 『流浪の月』
- 重い話は少し休みたい → 『わたしの美しい庭』
- 一気読みしたい → 『滅びの前のシャングリラ』
9歳の更紗は、公園で出会った大学生・文の部屋で2か月を過ごします。世間はそれを「誘拐事件」と呼びました。15年後、二人は再会します。「被害者」と「加害者」とされた二人にしか分からない関係を描く、著者の代表作です(リンク先は創元文芸文庫版)。
→ 作家の全体像: 凪良ゆうの作品一覧と、おすすめの読む順番 → 映画のタイトルの意味: 『汝、星のごとく』の読み方とタイトルの意味(ネタバレなし) → 映画の紹介: 映画『汝、星のごとく』をネタバレなしで紹介
※2026年10月21日時点の情報です。書籍の価格や在庫は、各書店でご確認ください。